葉祥明阿蘇美術館の魅力と楽しみ方を紹介


絵本作家・葉祥明さんの葉祥明阿蘇美術館がとても素敵な所だったのでご紹介します!

自然あふれる中にある小さなかわいい美術館!
阿蘇に行く機会がある方、これから行きたいという方におすすめのアートスポットです♪
葉祥明の魅力
絵本作家・葉祥明
葉祥明(よう しょうめい)さんは、1946年生まれ。
熊本出身の絵本作家・画家・詩人です。
1972年 絵本『ぼくのべんちにしろいとり』でデビューします。
この作品に登場する白い犬(ジェイク)は、その後の葉祥明さんの作品に多数登場します♪
見終わったあと、どこかほっこりとした気分になれるお話です☆☆
葉祥明さんがより広く知られるようになったきっかけは、雑誌『詩とメルヘン』に作品が掲載されたことでした。
『詩とメルヘン』
1973年~2003年まで発行。
発行:株式会社サンリオ
編集長:やなせたかし
読者が投稿した詩に、プロのイラストレーターが絵を描き下ろす形式を基本とした。
『詩とメルヘン』の編集長をつとめていたのは、アンパンマンの作者・やなせたかしさん!
発行元はサンリオです。

サンリオってキャラクターグッズのイメージが大きいけど、雑誌の出版もしていたんだね!

一般の読者の詩に、プロのイラストレーターがイラストを描き下ろす…
今、考えても、なかなか斬新でおもしろい企画です!
葉祥明さんとサンリオは縁が深く、現在もいちご新聞で連載をされています!

いちご新聞!
子供のころ読んだことがある人も、たくさんいるはず!
いちご新聞
(毎月10日発売の月刊機関紙)
発行所:いちご新聞編集局
著作:株式会社サンリオ
取扱店:全国のサンリオショップ、一部コンビニ(ローソンなど)
サンリオのキャラクターやグッズなどを紹介している。
いちご新聞には、長く掲載されつづけているふたつのページがあるんです☆☆
- 葉祥明さんの連載
- いちごの王様からのメッセージ
(いちごのキャラクター:その中身はサンリオ創業者の辻 信太郎さん)
サンリオは、創業者の辻信太郎さんの平和を願う思いがつまったものなんですよね!
わたしは今回の記事作成のために、色々調べる中ではじめてそのことを知りました☆
だからこそ、個人的にこのふたつの骨太なページが今もある意味は大きいと思いました!
子供にもきっと、その思いは知らず知らず伝わっているんじゃないかなと思います。
葉祥明さんの作品は子供から大人まで、幅広い世代に愛されています。
絵の特徴
葉祥明さんの絵は、ぱっと見てすぐわかる”目立つ”絵だと思います。
素朴で優しい絵なんですが、色んな方の作品がある中で見ても、目立っているんですよね。
シンプルな絵柄と、自然できれいなカラーに引き込まれます。
- 優しい柔らかなタッチ
- きれいな色づかい
空や海の青。
木々や草原の緑。
自然の中にある色を、優しく表現
とにかく色が印象的です!
ひとつの色でも、微妙に変化させる繊細なグラデーションが見る人を癒します。 - シンプル
絵の構造は描きこみすぎず、とても素朴でシンプル。
葉祥明さんの作品は不思議な力があります。
シンプルな絵だからこそ、癒されるし記憶に残ります。
葉祥明阿蘇美術館
葉祥明阿蘇美術館は2002年に開館しました。
この美術館は阿蘇高原のリゾート開発から、自然を守るために建てられた美術館だそうです。

絵本に出てきそうな静かな雰囲気の外観。
洋風のかわいい美術館です!

美術館の入り口では、絵本に出てくる犬のジェイクがお出迎えしてくれますよ♪
館内はとても清潔で綺麗です。
展示室は撮影不可だったので紹介できませんが
葉祥明さんの作品と、弟の葉山祥鼎(はやま しょうてい)さんの作品が展示されていました♪
葉山祥鼎さんは阿蘇美術館の館長をつとめています。

館内にはショップがあります☆
- 絵
- 書籍
- ポストカード
- ぬいぐるみ
- かわいい小物
素敵な絵とかわいらしいグッズがたくさんあります。
訪れていた方はみなさん、ここで長居されていました。
もちろん、わたしも(笑)
阿蘇美術館の広い庭
ブルービーを見られる希少な庭
阿蘇美術館にはそれはそれは広い庭があります!
この阿蘇美術館のもうひとつの醍醐味です。
展示室内にある扉をあけると目の前に、ものすご~くひろい庭が広がっています。

わたしが訪ねたのは3月。
もちろんブルービーはいませんでした( ;∀;)
ですが野焼が終わったばかりの風景が広がっていました。
これはこれで貴重かも…。

5月ごろになると、緑の景色が再び広がるみたいですよ!

美術館から見える光景。
山肌にはまだ雪が残っていました。
雄大ですよね(^^)/
季節ごとに違う雰囲気の風景が楽しめるのも、葉祥明阿蘇美術館の魅力です。
庭は暑さ対策or防寒対策必須!

今回、訪問したのは3月。
美術館を見るだけだと思って、薄着で入館しました。
館内はあたたかかったのですが…
風通しが良いお庭は思いのほか寒かったのです(^_-)-☆
冷たい風にふかれつつ、凍えながら庭の散策をしました。
これもまた楽しい思い出にはなりましたが(笑)
お庭をしっかり堪能するために、暑さ寒さ対策は必須です!
しっかり対策して、阿蘇の雄大で美しい風景を楽しんでください♪
美術館まとめ
館名 | 葉祥明阿蘇美術館 |
住所 | 熊本県阿蘇郡南阿蘇村河陽5988-20 |
公式HP | 公式HPはこちら 事前に公式サイトで確認してください。 |
営業時間 | 10:00~16:00 ※最終入館は閉館30分前 |
休館日 | 冬季休館・天候などによる休館あり |
入館料 | 大人500円・中高生300円・小学生200円 |
駐車場 | 敷地内駐車場あり |
※施設情報は2025年6月の情報です。休館日や料金は公式HPで必ず事前確認されてください。